仁科役を頂きました細田です。

ト書きに“抱きつく”との指定があると途方に暮れます。

抱きつくのがとても下手なので、何度トライしても「細田、それハグとちがう、タックルや」と言われます。
自分でもやりながら「なんかちがう……」とは思うのですが、練習しようにも気軽に抱きつけるような相手などいるはずもなく。
エアギターならぬエアハグはたいへんむなしいです。

9月の冷たい空気を抱いて、ぶつぶつと台詞を呟く私はおそらく相当危険な雰囲気でしょう。ともすれば黄色い救急車を呼ばれかねません。
誰にも見られないように締め切った部屋でこっそり練習します。

公演まで1ヶ月、それまでにハグ上手になりたいと思います!(笑)